京都府の硬式野球、ヤングリーグ

小学生や中学生の硬式野球の組織は複数ありますが、その中に、少年硬式野球ヤングリーグがあります。

正式な名称は全日本少年硬式野球連盟と言います。例えば京都の場合、以前から有る組織で京都府内の地域別に細かくチームがすでに存在していましたので、新たにチームを作りたいと考える指導者の人がいても、新規の加盟は認められにくい状況でした。

そういった理由などがあり、少年硬式野球ヤングリーグが新たに立ち上がりました。

現在では関西を中心に多くの団が作られ、大変高いレベルで活動が行なわれています。他の組織とは、もともとは別々に活動していたわけですが、その全組織が集まって、混合でトーナメントを行なって日本一を決める全国大会も現在では行なわれています。

これは、プロ野球チームの名前をいだいたもので、大変注目される大会ですので、選手たちの高いモチベーションを維持する一つにもなっています。

また、最近では別な組織とも練習試合などを多くこなすようにもなってきていまして、実践力の向上にも役立っています。そもそも少年硬式野球では、長時間をかけて遠征を行なう事も多いのですが、それを通じて、精神面などを鍛える事にもつながっています。

少年硬式野球ヤングリーグの特徴は、高校野球やプロ野球と同じ硬球を使用するという事で、そのため、高校野球でもすぐに即戦力としてプレーする事ができます。

近年でも、卒団生の中から甲子園球児やプロ野球のドラフト指名選手を多数輩出しています。

卒団生の中にそのような先輩が出ている事も、大変良い目標になります。少年硬式野球ヤングリーグは全国をいくつものブロックに分けていますが、数が多い関西は東関西と西関西の２つになっていまして、京都は京滋支部です。

中でも京都の特徴は全国などの大会を多く開催もしているという事です。少年硬式野球ヤングリーグは、大会でも「相手の好プレーには賛辞を送ろう」と指導しています。野球の技術だけではなく、こういう面の指導も行ない、子供たちの教育に広く貢献しています。